山東省山光パイプベルトコンベアの出荷が続く
山東山光機械有限公司は、高温にもめげず、納期厳守に全力を尽くしています。現在も、パイプベルトコンベアの構造部品がトラックに積み込まれ、プロジェクトの設置現場へと急行しています。
円管ベルトコンベア(略してパイプベルトコンベア)は、トラフベルトコンベアをベースに開発された新型ベルトコンベアです。管状搬送を採用する目的は、コンベアベルトが材料を包み込む力を高め、材料の密閉搬送を実現することです。一般的なベルトコンベアの大きな搬送能力、シンプルな構造、使い勝手の良さ、高い適応性といった特徴に加え、円管ベルトコンベアには以下の利点があります。
1. 密閉式材料搬送
材料は円管ベルト内で輸送されるため、飛散、流出、漏洩がなく、同時に風雨などによる外部環境の影響を受けないため、材料の飛散による外部環境の汚染を防ぐだけでなく、外部環境が材料を汚染することを防ぎ、無害な輸送と環境浄化を実現します。
2. コンベアは空間曲線に沿って配置できる
ベルトは6つのアイドラーによって円管内に封入されているため、通常のベルトコンベアのように偏向しません。そのため、パイプベルトコンベアは3次元的な螺旋状の曲げ配置が可能です。複数の通常のベルトコンベアで構成される搬送システムを1台のパイプベルトコンベアで代替できるため、中継ステーションや駆動ポイントを削減できます。
3. 大角度搬送が可能
ベルトは円筒形状であるため、材料はベルトの側圧を受け、材料とベルト間の摩擦が大幅に増加し、大角度の材料搬送を実現します。最大傾斜角度は通常のベルトコンベアの1.5倍で、最大30°の傾斜角度を実現しています。ベルトに処理を施すことで傾斜角度は最大45°まで可能となり、搬送距離を短縮し、省スペース化と設備コストの削減を実現します。
4. 中間搬送部の幅が狭い
ベルトが円管状であるため、同じ搬送能力であれば、円管部の断面幅は通常のベルトコンベアの1/2で済みます。また、パイプベルトコンベア自体にトラスが必要であり、通常のベルトコンベアでは別途架台が必要ですが、トラスに通路を設ければ架台として使用できます。
5. ベルトの上部と下部の枝は、異なる材料を前後に搬送するために使用できます。
つまり、コンベアの往路と復路の両方に荷重支持セクションがあり、空のセクションはありません。
6. 幅広い搬送材
パイプベルトコンベアは、鉄鋼、鉱業、石炭、電力、冶金、セメント、化学工業、港湾、製紙、灰スラグなどの業界で幅広く使用できます。
当社は1990年代に円管ベルトコンベアの開発に着手し、国内外の多くの企業や大学と相次いで協力し、多くの海外企業の先進技術と経験を吸収し、自主的に知的財産権を持つ新世代の円管ベルトコンベア、すなわちSKGD型円管ベルトコンベアを開発しました。この製品は、TISCO、淮鋼鉄、一部の発電所の石炭輸送システムなどのプロジェクトに成功裏に応用され、日本、インド、インドネシアなどの国に輸出されています。山光円管ベルトコンベアは、2012年に中国機械産業科学技術第3位、省機械産業科学技術進歩第2位を獲得しました。山光社は、円管ベルトコンベアの業界標準JB/T 10380-2013の策定に参加しました。





